安城バレエ┃クラシックバレエ　姿勢改善健康体操　３歳～大人まで　初心者歓迎

2020/01/01

代表　藤野　奈緒子　Naoko Grace Fujino

はじめまして、安城バレエ代表 藤野 奈緒子 です。

子どもさんから大人、シニア世代まで幅広くクラシックバレエを通し笑顔と健康をお伝えしています。アスリートから一般の方まで、正しい知識に裏付けされた安全で心地良い姿勢のあり方を分かりやすくお伝えし、心と体の健康を維持向上に努めております。

現代の子どもたちの運動指導について

近年、子どもたちの運動のやり過ぎによって体に故障を起こすいわゆる『スポーツ障害』と、運動不足・食べ過ぎによる肥満など生活習慣の乱れから来る動かないことからくる弊害の２極化が問題になっています。

実際、平成28年度頃より全国的に子どもたちに対し学校保健における運動器検診が行われるようになっていますが、私のところにも子どもたちの動きや体の使い方に違和感を感じ「姿勢が悪いのですが」「なんだかうちの子、動きがおかしいのですが？」と心配して相談に訪れる保護者は後を絶ちません。

その一方で、健康な体を作り、パフォーマンス向上を目的に、早期から子供に運動を習わせることで、スポーツ障害を起こす子どもたちが増えています。

衣食住、生活のリズム、働き方改革にはじまる多様な生き方ができる現代、昔とは大きく環境が変わりました。子どもたちの体も、その環境の変化に柔軟に対応した結果、我々親の世代では「あたりまえ」であった指導法が全く通じないへんてこな現象がよく見られるようになりました。口呼吸、アトピー、風邪を引きやすい、頭が働かずいつもボーっとしている、病弱、猫背、真っすぐ立っていられない、スキップができない、すぐ転ぶ、怪我をする、など。これらは、昔の移動手段は徒歩、日が暮れたら眠る…といった不便な暮らしから、歩かなくても動かなくても何でも手に入る今の便利な便利を手に入れた結果とも言われています。

本来幼少期のうちに身につけておくべき生活の土台が儚く、もろく壊れやすいどもたちの身体と心、そこから引き起こされる運動不足とスポーツ障害は厚生労働省でも大きく取り上げている問題です。

成長期の子供たちの体への配慮には最新のスポーツ医科学の知識の更新を、 コーチングには脳科学の心理学的アプローチを裏付けに、 ヒトとして自然に備えている能力を引き出し、心と体の調和を目指す当スタジオは開設以来16年余、怪我及びスポーツ障害（ダンサー病ともいわれる外反母趾、腰痛なども）に悩む生徒を一人も出しておりません。

日本におけるバレエは習い事の一つとして認識されており、日本の習い事文化、風土、学校制度、職業観など、海外における状況と国内では随分と違いがあることが見てとれます。海外では趣味・余暇としてのバレエと職業舞踊手はコースが分かれています。職業としてクラシックバレエダンサーを選択した場合でも、専門的に練習を始めるのはおおむね12歳以上とされています。それ以下の年齢では余暇・趣味の延長上としての遊び（多種多様な動きの習得）や音感や情操の発育を尊び、こどもたちの体の土台作りが優先されている傾向があります。身体が出来上がる以前の高い負荷をかける練習、不適切なフォームやくせの放置は、スポーツ障害の発生につながるため諸外国の多くでは推奨されていません。

当スタジオでは、成長期の過程にあわせ、基礎を大切に楽しく学んでいただいております。正しい基本の習得は障害の発生を防ぎ、一生の宝物となるよい姿勢や優雅なしぐさに繋がります。ボディ・デザインの素養は一朝一夕で身に付くものではありません。長い人生の先を見据え、子どもたちの心と身体を育むため、生活基盤の安定が大切です。多様な生活を選べるよう発表会に向けた練習は緩やかに設定し、学業、お母様のお仕事などと両立できるよう、家族ぐるみの心と身体を健康を目指しております。OBの皆さんの中には市内の公立高校・岡崎・刈谷・西尾等の難関高校から国公立大学へ進学した文武両道の方も多く、高校の競技で全国大会に出場したOB、海外でプロとして活躍している方などバラエティ豊かな顔ぶれはそれぞれバレエの中で学んだ素養を様々な形に生かしながらそれぞれ輝く人生を送っていらっしゃいます。

大切な就職試験で「君は姿勢がいいね、説明会に大勢集まっていても、君の清々しい印象は際立っていた」と面接官から声をかけられたら、これほど素敵なことはありません。つまり良い姿勢で居るだけ、なのです。ですが知っているから、できる、というものではありません。凛とした美しさ、すぐにへこたれない強さ、周囲の人々と協調しながら新しい物事を作り上げやり遂げる能力は、本を読んで得られるものではありません。さまざまな困難を乗り越え、場数を踏んだ経験こそが、彼女たちを支え、輝かせる原動力と考えます。

美しさは姿勢に現れます。姿勢を作る近道はありません。基本を大切にコツコツ積み重ねるだけ。シンプルだけど、そのシンプルこそが難しいものです。 私どものスタジオで、初めての幼い方々を受け入れるクラスを少人数制にしている理由は、そのような思いがあるからです。

お会いできることを楽しみにしております。

有限会社プティオ　健康教育事業部長　
安城バレエ代表　　　藤野　奈緒子　
　

安城市　スポーツ推進審議員委員　
特定非営利活動法人日本ストレッチング協会　理事　講師/認定ストレッチングマスター
一般財団法人日本コアコンディショニング協会　認定Ａ級講師/マスタートレーナー
米国NLP™協会認定ＮＬＰトレーナー
一般財団法人コミュニケーショントレーナー協会　認定コミュニケーショントレーナー
ＮＰＯ法人 全国ラジオ体操連盟　認定１級ラジオ体操指導士
JAPAN MENSA会員

著書/監修本

～お母さん、今の自分にOKだしていますか？～
　心と体の姿勢リセットでもっと笑顔に会える本
藤野奈緒子(著)　ギャラクシーブックス刊　2019/2/25
オンデマンド (ペーパーバック): 158ページ

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