#23「子ども×立ち方×姿勢」~バレエ教室が教える毎日できる正しい立ち方ガイド~

正しい立ち方のコツ|バレエから学ぶ“まっすぐ”の感覚
「姿勢をよくしなさい」と言われても、
子どもにはどんな姿勢が「良い姿勢」なのかは分かりにくいものです。
子どもは発育発達の真っただ中。子供の体は、大人の体のコピーではありません。
同じ年齢でも条件や状態は個人差があります。お子さんにあわせたアプローチをしたいものです。
バレエでは、まっすぐ立つ感覚を体で覚える練習をくり返します。
ここでは、子どもにも伝えやすい“正しい立ち方”のヒントを紹介します。
ポイント
・まっすぐ立つ感覚を知る
・立つ姿勢を支える3つのポイント
・家庭でできる「壁立ちチェック」
・バレエの立ち姿勢を日常に生かす
・親が見守るときのコツ
立ち方を整えることは、体だけでなく気持ちの安定にもつながります。バレエの立ち方には、心を穏やかにするヒントがあります。
まっすぐ立つ感覚を知る
良い姿勢は、筋肉の力で引き上げるよりも「重力と調和する姿勢」です。
頭から足までがひとつの線でつながるイメージをもつと、体が自然に伸びます。
例えば、頭のてっぺんから糸でつられているように立つと、首や肩の力が抜けて楽になります。バレエでは、この感覚を“引き上げ”と呼びます。
立つ姿勢を支える3つのポイント
正しい姿勢を支えるには、重心とバランスが重要です。以下の3つを意識してみましょう。
立ち方のポイント
- 頭の位置:あごを引いて目線を前に
- 肩の位置:軽く開いて胸を広げる
- 足の位置:かかととつま先の間に重心を置く
全身のバランスを取ることで、長く立っていても疲れにくくなります。姿勢を直すより、体を“整える”意識をもって練習しましょう。
家庭でできる「壁立ちチェック」
家でも簡単に姿勢を確認できます。
壁に背をつけて立ち、頭・肩・お尻・かかとが自然に付くかをチェックしてみましょう。
おなかをへこませすぎず、体の力を抜いて、楽に立てる位置を探すことがポイントです。
毎日1分でも続けると、体がまっすぐな感覚を覚えます。
バレエの立ち姿勢を日常に生かす
レッスンで学んだ立ち方を、日常の中でも意識してみましょう。
例えば、歯みがきをするとき、信号を待つとき、ランドセルを背負うときなど、立ち姿勢を意識できる場面はたくさんあります。
1日の中に短い「立つ練習の時間」を入れることで、自然と姿勢が安定します。
親が見守るときのコツ
子どもの姿勢を直そうとすると、つい注意の言葉が増えがちです。
でも、正しい姿勢は「叱られて直す」より「褒めて続ける」ことで身につきます。
例えば、「今すごくきれいに立てたね」と伝えるだけでも、自信と意識が育ちます。
姿勢を通して、親子の関わりがやわらかくなる時間を大切にしましょう。
✨まとめ
まっすぐ立つ姿勢は、バレエの基本であり、心の安定を育てる時間でもあります。
家庭でも少しずつ意識を広げていくことで、子どもたちは自分の体を信じ、伸びやかに成長していきます。
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