#19 大人バレエが上達しない本当の理由—年齢じゃなかった!

何年続けても上達しない…その理由とは?

  • 「レッスンには真面目に通っているのに、なぜか上達しない」
  • 「発表会の映像を見ると、思ったより動けていない」

そんな悩みを抱える大人バレリーナは少なくありません。

でも、それは“年齢のせい”ではありません。

本当の原因は、
身体の使い方の癖と、感覚の不足にあるのです。

🌸大人バレエが上達しづらいと思ってしまう3つの理由

① 身体の癖に気づいていない

  • 反り腰、肩に力が入りやすい、片足重心など
  • 日常生活で染みついた癖が、バレエの動きを妨げている

② 感覚が育っていない

  • 「脇を立てる」「引き上げる」などの指示が、体感として理解できていない
  • 感覚が育っていないと、正しい動きが再現できない

③ レッスン回数だけ増やしている

  • 練習量=上達ではない
  • 間違った動きの“クセづけ”が進む危険性もある

🎀 解決のヒントは「身体を知ること」

  • 自分の身体の使い方を客観的に把握する
    鏡や動画だけでは気づきにくい癖や偏りを、外部からの視点で確認することが大切です。
  • コンディショニングを通じて、身体の感覚を育てる
    筋肉の使い方や可動域を整えることで、バレエの動きに必要な“土台”が安定します。
  • 適切な指導者と二人三脚で、自分の課題を言語化できるようになる
    どこができていないのか、なぜできないのかを言葉で整理できると、練習の質と目的意識が大きく変わります。

🌷年齢ではなく“意識”が上達を決める

子どもたちは、驚くほど素直に身体を動かします。
指示された通りに手足を伸ばし、
音楽に合わせて自然に踊る姿は、
大人から見ればまるで魔法のようです。

一方で、大人になると、日常生活で染みついた身体の“癖”が、
バレエの動きを妨げることがあります。

反り腰、肩の力み、重心の偏り
——それらは無意識のうちに積み重ねられた習慣であり、
バレエの繊細な動きには不向きなものです。

だからこそ、
大人バレエには深い理解と繊細な感覚が求められます。

ただ真似るだけではなく、
「なぜこの動きが必要なのか」
「どこを意識すれば美しく見えるのか」といった、
身体と心の対話が必要なのです。

年齢を理由に諦める必要はありません。

むしろ、大人だからこそできる“丁寧な向き合い方”があります。

自分の身体を知り、
癖をほどき、
少しずつ感覚を育てていく

——そのプロセスこそが、大人バレエの醍醐味であり、
上達への確かな近道なのです。

🌼 まとめ:大人バレエは、何歳からでも始められる“自分を育てる時間”

大人バレエが上達しない理由は、年齢ではなく「身体の癖」や「感覚の未発達」にあります。
けれど、それは決してマイナスではありません。
むしろ、自分の身体と丁寧に向き合い、少しずつ感覚を育てていくプロセスこそが、大人バレエの醍醐味です。

そして何より、バレエは何歳からでも始められます。
実際に、私どもの「姿勢改善バレエストレッチクラス」には、60代・70代の方々も多数参加されており、皆さんそれぞれのペースで美しく変化を重ねています。

年齢を理由にあきらめるのではなく、今の自分を大切に育てる時間として——
バレエは、そんな“人生のごほうび”のような習い事です。

#ミセスのバレエ

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