#12 “やめたい”と言われたときの心の整え方

「もう行きたくない」
「やめたい」
その言葉を聞いたとき、
親としては少し戸惑い、
少し寂しく、
そして少し心配になります。
せっかく始めたのに。
もう少し続けたら、何かが変わるかもしれないのに。
そんな思いが胸をよぎるのは、
子どもを思う気持ちがあるからこそ。
でも、
“やめたい”の裏には、
子どもなりの理由があります。
疲れた。
うまくできない。
なんとなく違和感がある。
それを言葉にできたこと自体が、
ひとつの成長です。
ある保護者の方はこう話してくれました。
「やめるって言われたとき、
正直ショックでした。
でも、話してみたら
“もっと違うことをやってみたい”って。
ああ、
この子なりに、
きちんと前を向いてるんだなって
思えました。」
習い事は、
続けることだけが価値ではありません。
やめる決断も、
次の一歩につながる大切な経験。
心残りがあっても、
親子で話し合い、
納得して手放せたなら、
それは“前向きな卒業”です。
そして、
やめたあとに見えてくる
新しい興味や可能性は、
きっとその子らしい道を照らしてくれます。
“やめたい”は、
終わりではなく、
始まりのサイン。
その声に耳を傾け、
そっと背中を押してあげることが、
親としてのやさしい力なのかもしれません。
#お母さん・お父さんへ

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